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ドライスーツSPとは?講習内容と取得して感じたメリット【実体験レビュー】

ダイビングを続けていると必ず出てくる言葉。

「ドライスーツSP(スペシャルティ)」

  • ドライスーツSPって何をするの?
  • 本当に必要?
  • ウェットより難しいって本当?
  • 受けるタイミングはいつ?

私はダイブ12本の段階でドライスーツSPを受講しました。

結論から言います。

簡単ではない。でも、日本で潜るならほぼ必須のスキル。

この記事では、

  • ドライスーツSPとは何か
  • 実際の講習内容
  • 足に空気が溜まり焦った体験
  • 冬の伊豆(水温15℃)でのリアル
  • 取得して感じたメリット・デメリット

を、体験ベースで詳しく解説します。

目次

ドライスーツSPとは?

ドライスーツSPとは、
ドライスーツを安全に扱うための専門講習です。

日本では夏以外のシーズン、ほとんどのダイビングでドライスーツが使われます。

「冬だけの装備」ではなく
日本で潜るなら前提になるスキル

と言えます。

OW講習でもドライスーツを使うことはありましたが、

  • 吸気と排気の意味
  • 空気の移動
  • 姿勢の重要性

正直、理解しきれていませんでした。

初めてドライスーツを着たときの感想

まず思ったのは、

「着づらい」

  • 首元・手首が完全密閉
  • ローションを使わないと通らない
  • 後ろファスナーは他人の手が必要
  • トイレはかなり不便

ウェットとは完全に別物です。

水中に入った瞬間

海に入った瞬間、感じたのは違和感でした。

水の冷たさは手までしか来ない。

体の中は完全に防水されている。

ただし、

空気を入れないと暖かくはない。

ドライスーツは“着るだけで暖かい装備”ではなく、
空気層を作ることで機能する装備でした。

一番焦った瞬間|足に空気が溜まる

講習中、浅瀬に戻るため浮上したとき。

足に空気が溜まりました。

一瞬で体が持ち上がる感覚。

逆さになりそうになる。

頭の中でこう思いました。

「やばい、これ止まらないかもしれない」

少しでも排気が遅れれば急浮上。

本気で“天に召される”と思いました。

それでも対処できた理由

講習で教わった通り、

  • 足を下に戻す
  • 姿勢を整える
  • 排気する

これを冷静に実行できました。

完全にパニックではなかった。

ここが一番の収穫でした

排気の難しさ

ドライの排気口は肩にあります。

BCDと違い、

「空気が抜けた感覚」が分かりづらい。

こまめに排気しているつもりでも、
実際は空気が残っていることが多い。

ローリングしながら空気を移動させ、吸排気する。

「これで合ってるのか?」

そんな状態が続きました。

中性浮力はまだまだ要練習です。

冬の海が「怖い場所」じゃなくなった

正直に言います。

冬の海は、怖いです。

水温15℃。
外は雪。

ウェットだったら震えて終わりです。

でもドライで潜ったとき、思いました。

「これなら冬もいける。」

体が冷えないだけで、
メンタルが安定する。

寒さは想像以上に思考を奪います。

ドライは単なる防寒装備ではなく、
思考を守る装備だと感じました。

“できない”が増えた。でも成長も増えた

正直、楽ではありません。

ウェットのときは、

「なんとなく」で浮力が取れていました。

ドライは違う。

  • 空気の移動を感じる
  • 姿勢を意識する
  • 排気を疑う
  • 浮上速度を管理する

やることが増える。

でもそれは同時に、

考える量が増えるということ。

中性浮力がうまくいかない。

ローリングする。

吸排気が合ってるのか分からない。

それでも、逆さになりかけたあの瞬間。

冷静に戻せた。

あれは間違いなく成長です。

インナーの大切さに気づいた

地味ですが、超重要。

私は毎回同じインナーを着ています。

理由はシンプル。

再現性。

重さが変わると浮力が変わる。
空気の通りが変わると感覚が変わる。

ニットはハムになる。

これも経験しないと分からない。

ドライは「装備管理」のスポーツでもあります。

受講後のメンタル変化

一番変わったのはここです。

逆さになりかけたときも、
冷静でした。

パニックではなかった。

「対処すれば戻れる」と知っているから。

これは大きい

ドライSPは、
冷静さを買う講習だと思っています

お金に見合う価値はあったか?

答えは、あります。

理由は3つ。

  1. 冬も潜れる(本数が増える)
  2. スキルが確実に上がる
  3. 危険を体験できる

単なる防寒講習ではありません。

ダイバーとして一段上がる講習です。

まとめ|ドライは“本気の証”

ドライスーツSPは、

楽になる講習ではありません。

むしろ、難しくなります。

でも、

難しいからこそ成長する。

あの“天に召されかけた瞬間”があるから、
次はもっと冷静になれる。

私は受けてよかった。

そして、もう一度と言われても受けます。

日本で潜るなら、
ドライは避けて通れない。

それを実感した講習でした。

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